意識高い系の若い人が、胡散臭かったり違和感を放つ理由を考えた
意識高い系の若い人が、胡散臭かったり違和感を放っている場合、どういう構造になっているのか、違和感の理由を考えてみた。胡散臭くも違和感も感じない場合はここでは考えない。
大きな物語スケールの葛藤から2点
- 大きな物語スケールの葛藤解決は、影響をうける関係者が多く、多様な善悪を含む価値スケールを含んでいる。そもそも多様な価値スケールの衝突が原因であるのが、大きな物語スケールの葛藤だ。
- 世界の大きな物語スケールの葛藤に関して判断をもたないと、意識高い系の言動はとれないのである。
行動力と問題意識にあふれる意識高い系若い人から2点
- 意識高い系の若い人は、意識高い以前に若い人であるが、だいたいにおいて行動の動力源が、若さ故にありあまる感情だったりする。いうなれば、若さ故の不快感で行動が駆動されていることが多い。
- 行動に出てしまう若い人というのは、己の抱えている不快感の原因や、元になっている衝突・葛藤の構造を説明できないことが多い。突き詰めていくと「ワタシがイヤだから」とか言い出したりする。
1. 2. A. B. を複合してどういうことが起きているかというと、己の中や周辺の「ちいさな物語」の葛藤の構造が理解できず、それの解決についてもロクに考えたことがない奴が、胡散臭さや違和感を放つ意識高い系の若い人、ということになる。
ここまでで構造の話終了。
では、その胡散臭い違和感つきの意識高い系行動が、どういう結果に陥るか。
胡散臭さや違和感を放つ意識高い系の若い人の判断の根拠が、「ワタシがイヤだから」とかいう本人も説明できないものであって、ソイツで大きな物語スケールの葛藤に対してかくあるべしと語ってムーブメントを起こした場合、どうなるのか。
「ほかの人からは受け容れられない正義」
が出現して、【世界の大きな物語スケールの葛藤が深まるのではないか?】