ゲゼルシャフトとかゲマインシャフトとか
日本にある日本人(定義が曖昧な単語だが)の組織は、大体の場合において、ゲマインシャフトである。というと御大層なことを言っているように見えるのだが、要するに、悪く言えばサルヤマ、よく言えば、人あっての組織なのだ。
コイツとなら一緒に働ける、という人を採用し、イベントドリブンで反応する自己、というやつで仕事を進めていくのだ。
採用する側は、己よりも強そうなやつ、己よりも歳上の人、を採用する傾向は、弱い。
そのあたりが、なにか目的を達成するための組織という意味では、弱みになるのではないか。
西洋的な「ゲゼルシャフト」に力負けする理由がその辺りに隠れているはずだ。
150人程度までの組織であれば、ゲマインシャフトでイベントドリブンな対応でも、うまく動作するかもしれないが、200人、500人、50000人、と組織が大きくなってきて、一貫性を保った、組織の存在意義からブレることなく各々の分担をこなして、、、悪文になってきた。
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目的達成のために、大組織の内部の各々が部分の役割を果たしていくという組織であるためには、ゲマインシャフトであるとういうことは、大きな枷となっていく。
ちょっと組織論の本でも読もう。